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    会計・経営リポート コラム

    三匹のタイを捕まえろ!

    魚といえば北海道ではサケ、全国的には鯛(タイ)でしょうか。ところで、人の中には三匹のタイがいると言われています。 それは「愛されタイ」、「認められタイ」、「役に立ちタイ」。特に職場では認められタイ・役に立ちタイ はとても大きな存在で、まちがいなく真鯛(マダイ)クラスではないでしょうか。

    人は職場で認められない・役に立たない状態では誰でもが持っている輝きを失い、暗くなり、病気になり、退職という結果になりかねません。
    職場全体が暗くなりますね。又、このような人が社長か上司だと、部下を必要以上に批難することにより、自分の 「認められタイ」「役に立ちタイ」という欲求を満たすことになります。 「(俺はできるのに)どうしてこんな事できないんだ、なんでこんな事わからないんだ」、「できないやつだ、給与分働け」・・・。 言われた方は暗くなります。虫でも明るい方へ飛んでいきます。暗い職場ではお客様は増えないのではないでしょうか。

    では、どうしたら社員が「認められたい」、「役に立ちたい」という気持ちを持つ事ができ、明るくなれるのか。まず、 認められタイを満たす第一歩はあいさつだと思います。相手をしっかり見て明るくあいさつをして存在を認めてあげる。
    朝のあいさつだけで相手をチャージできれば名人級ですね。そして、時には良いところ を見つけて相手に伝える。役に立ちタイを満たす方法は、できたことを認めてあげることだと思います。

    どんな社員でもなんらかの役に立つことを行っています。つまり、欠点を見るのではな く長所を見て、伝えて、感謝することです。「人の短所を指摘するのは3才の子どもでもできる」といいますが、長 所を見つけてさりげなく伝えるのにはなかなかの人間力が必要です。こんな事で「認め、感謝すると勘違いす る」「これで良いと思い成長が止まる」などと考えず、まずはやってみましょう。(自分自身に言っています。)
    明るい職場を目指してお互いにがんばりましょう。

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